悪魔はそこに居る第３０話ネタバレ　結末【最終話】を迎えた詩と美園の運命

 

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悪魔はそこに居る第３０話ネタバレ

 

段ボールの中にはたくさんの荷物とともに、体に気を付けてと一言だけ書かれた手紙が入っていた。
詩が涙を流すと、紘はお母さんは詩をちゃんと想っていると微笑んだ。
詩は母ともいつか分かりあいたく思っていて、そんな風に思えるようになったのもここに来たからだと二人に笑顔を向け紘と名を呼んだ。

詩は母とも分かりあいたいが、いつかは美園とも和解したいと言う。
美園に悪魔は詩だと言われ認められなかったが、紘を疑ったいり美園に復讐しようとしたりその時確かに悪魔の様なものが心にいたと言う。

それと向き合えたのは紘がそばにいて向き合ってくれるおかげで、また悪魔が現れても紘となら乗り越えられると微笑むと、二人はキスした。

誰しも心の中に悪魔が棲んでいる。大切なのはそれとどう向き合いどう乗り越えていくかなのだ。
詩に美園からメールが届くと、詩は満開の桜の写真を撮り美園に見せてあげようとメールを返すのだった。

 

悪魔はそこに居る第３０話感想

 

紘との出会いで変わった詩

 

詩は最初自分は美人なだけでそれは単純に見た目のみであり、自分にはなんの取柄もなく結局は美園がすべてを持っていると思っていました。

しかし紘との暮らしで、ラーメン屋の宣伝をしっかりＳＮＳでやってのけ、更にはブログからの集客もあり素晴らしいスキルとノウハウを持っていることも立証しましたよね！

詩もそうですが、自分なんてと思っていても、自分のできる力を最大限に引き出せばすごいことってきっとできるんですよね！詩は紘と店を盛り上げたいと力を出したことが、店の繁栄にもつながってすごいと思いますし、詩って縁の下の力持ちって感じです！！

詩の中の悪魔

詩が美園に言われた悪魔は詩だというインパクト大なセリフ。詩は美園との件で心の中にたまっていた黒い感情を引き出されただけじゃないかと私は思いましたが、それにしても詩にだって誰にだって、誰かをどうしようもないほど憎んでしまいたくなるような感情は持っているものなんですよね！
それをなんとかして表面化しないように理性で保っているところがあると思うのですが、もうすべてがどうでもいいと自暴自棄になってしまえば誰にだって全てを壊してしまうほどの感情があるのだと思います。

実際詩は信じられるものを見失い、紘の話も聞かず新谷を復讐のために利用しようとしました。
しかし紘と向き合って現在は幸せに暮らしているのも本当の詩。
どちらも同じ人物なんですよね！！

本人がどのように生きようかと願うだけで人生はかなり変わるのが伝わってきました！

美園との結末

詩と美園は結局大々的に和解したわけではなく終わりを迎えました。
しかしラストシーンにもあるように、美園から連絡をもらった詩は笑顔でメッセージを読み、満開の桜を美園に贈るのでした。

これだけからしても、二人は一旦距離を置いたもののその距離は今の二人にとっては必要な距離であり、二人がきちんと自分らしさを取り戻し再会するために必要な時間を前向きな気持ちで過ごしていると言えます。

結局最後の最後まで美園と詩の間にはお互いを思う気持ちが生きており、一緒にいた間はそれが強すぎてうまくいかなくなってしまったんですよね！
それでも二人の間の絆は本物で、これからもお互いを必要とし生きていくんでしょうね！！

 

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