有賀リエ連作集『工場夜景』第3話感想 両親の離婚で碧は転校?狂う貴臣

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有賀リエ連作集『工場夜景』
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有賀リエ連作集『工場夜景』第3話感想です!あらすじも含まれますのでネタバレしたくない方はご注意ください!

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車いすの男性との恋を描き、累計200万部を突破した大ヒット作『パーフェクトワールド』有賀リエ先生が送る社会派のラブストーリーです!両親の起こした事件に翻弄される二人の恋の行方を描きます!ぜひ本編もお楽しみいただけたらと思います!

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有賀リエ連作集『工場夜景』第3話感想

噂する生徒たち

生徒たちは口々に碧と貴臣の親のことをうわさするが、貴臣は皆の前でも堂々といつも通り碧に話しかけるが生徒たちはそれをなぜ普通に話してるのかと冷ややかな目つきだ。

みんな噂話が大好きだから当の本人たちが気にしないように普通に振る舞ったとしても周りがそうさせてくれないと言う悲しい現実が待ち受けていました、、。

蒼が帰宅すると弟の陸斗が泣いており、変態の息子と言われグループLINEも一人だけが外されたとふさぎ込む。

弟も悲しいことにいじめられてしまっているようです。家族は関係ないのに関係ないと言えない事実。父親のこと恨んでも恨み切れないですよね。。

母はそれをみて相手の女性も穏便に済ませてくれたらと言うが悪いのは父だと言いなおし、父とは離婚することにしたから千葉の伯父さんの家の近くに三人で引っ越そうと言う。
卒業まであと半年、受験や学校はどうするのかと碧は困惑した。

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当事者たちの家族の辛さが描写されている辛いシーンです。父親が120%悪いのに母も自分の子の苦しみを想えば、貴臣の母に穏便に済ませてくれたらとつい口に出してしまったり、父が悪いからと言ってみたりすごく気持ち分かるなと思いました。夫の起こした事件で子供たちが苦しんでいるということはすごく辛いですよね。母が父とは離婚し街を離れるという選択を取る気持ちは至って普通であると思いますが、受験を控えあと半年で卒業を控えていた碧にとってこの事件は今後の事件を揺るがす事件だったことは間違いないです。

母の傷ついた心

貴臣の母は示談金はもらうかもしれないが実刑は絶対に受けてもらうと戦う姿勢を貫く決意を固めている。
貴臣の妹の美九が夕方に文房具を一人で買いに行くと言っただけで母は女の子が危ないと取り乱して怒り、泣きながら謝るとふさぎ込んで寝込んでしまう。

自分があんな目に遭ったばかりなので、娘にも言いたくなってしまいますよね。もう今の母親は完全に情緒不安定ですから仕方ないけど、いろいろな気持ちを抱えたまま気丈に振る舞う貴臣が心配です。

泣く妹にご飯を食べさせながら、貴臣は守が言っていた言葉を思い出していた。
母の受けたことは想像をはるかに超えて過酷で、何等かの恐怖症が残る可能性やネット上での無遠慮なセカンドレイプにさらされ、自分を責め続けるのだと。
普通に暮らしていただけの母になぜ?悔しさがにじんだ。

碧の父の事件はネットで広まりましたからコメント欄であることないこと心無いこと、、いろいろ書かれますよね。まったくそんなことしていないのにおばさんが欲求不満で誘ったのでは?なんて書き込み相当目にしたら事件を思い出すし悔しいし、、。辛さしかないですよね。

文化祭の当日、碧は廊下で見かけた貴臣と手を振るがふとふさぎ込んだ表情の貴臣を見て考え事を始める。
校舎の外では他校とケンカを起こしたり何かと問題児の橋本達がたまっている。
蒼は男の人に無理やりされるなんて耐えがたい屈辱をうけた貴臣の母を想うと、自分に貴臣に優しくされる資格はあるのかと思いながら、本心を言えばいつでも何かと理由をつけて教室に来る貴臣を待っていた。

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碧も貴臣の表情を見て普通通りに振る舞ってくれているが、心の中ではいろいろな葛藤があると伝わるシーンです。それをふと感じてしまった碧はどんどんと貴臣に対しても申し訳ない気持ちになるでしょうし、貴臣を待っていたなんて今さら図々しくて言えないでしょうね。

碧も同じく被害者であるとは思うんですが、実の被害者の家族を見れば被害者だなんて言えないでしょうね、、。

やはり被害を受けて苦しんだのは貴臣の母ですからね。

ついに壊れる貴臣

碧が校舎の外に道具を取りに行くと橋本たちが父親は前からそういう傾向があったのかと話しかけるが蒼は無視していた。
しかし貴臣の母が超美人できっとお前の親騙されたんだと言いだすと、碧がうちは何を言われても構わないけど被害者のことを屈辱するなと食ってかかった。

大人しそうな碧ですがここぞと言う時にはかなり意思が強いのが伝わります。自分の事は言われても耐えられるけど、貴臣のことや家族のことに関しては許せないというまっすぐ差が伝わりますね。

橋本はやったのはお前の父親だろ?それともお前も無理やりやられるのが好きなのかと嫌がる碧のスカートをめくりだす。

貴臣が橋本を蹴り、橋本が被害者と加害者がつるんで気持ち悪いと言うと貴臣は一層増した力で橋本を殴り続けた。
その姿を見た碧はもう自分は貴臣の近くに居てはいけないのだと悟った。

第2話  ⇔  第4話

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普通ならお互いを庇い合って気持ちが通じている良いシーンになるはずなんですが、その裏にある事情が複雑すぎてお互いを苦しめるシーンでもあります。貴臣も碧を庇う反面、自分の行き場のない怒りを橋本を我を忘れて殴ってしまうような暴挙にでてしまっており、そんな見たことのない貴臣にしてしまったのは自分のせいだと碧は更に自分を責めるでしょう。もうこうなってしまってはお互いが関わるべき相手ではないと感じるのも時間の問題でしょうし、本当に何度も言いますが碧の父のやったことは許されないことです。

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