
ENNEAD(エネアド) 第19話感想です!あらすじも含まれますのでネタバレしたくない方はご注意ください!
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ENNEAD(エネアド) 第19話感想
アヌビスを救ったのはオシリス
アヌビスはドゥアトに行けば、横暴なセトと苦しみ続けるネフティスから逃れられると思ったが、死は消して楽ではなく自分が切り刻まれる感覚には後悔しかなかったと言う。
アヌビスはこのころすでにかなり追い詰められていたようですね。セトのために苦しみながらもセトを裏切れない母を見ては無力で力のない自分が情けなく苦しかったんでしょう、、。
ドゥアトは始まりも終わりもないただ孤独な川でそこからアヌビスを救ってくれたのはオシリスだった。
オシリスはアヌビスの話を涙を流しながら聞くと、アヌビスはセトは最高神になれないと確信したと言う。
たとえ実の父を裏切ってもオシリスをエジプトの王に戻すことが自分の役目だと言う。

ドゥアトでアヌビスを救ったのはオシリスだと言い、アヌビスを絶望の淵から救ったのはオシリスであることが分かりました。このようにしてアヌビスはセトの子でありながら荒れ狂ってしまった父は、オシリスのような真の王にはなれないと気づき、セトに対する思いと葛藤しながらも自分の役目はオシリスを最高神に戻すことだと自分の気持ちに素直になり決めたようです。とても複雑ですが、ドゥアトに自ら飛び込むほどに追い込まれていたアヌビスにはオシリスが救いの神だったのは間違いないでしょう。
ネフティスの抱える秘密
アヌビスの体が大きくなったと感じたネフティスは前にもアヌビスが成長したと感じたことがあったがその時にアヌビスがドゥアトにいったのかと思うと胸が苦しくなった。
体の成長が遅いアヌビスでしたがおそらくドゥアトにいったことにより体の成長をオシリスが促してくれたのでしょうね。その変化を近くで見ていたのに気付けなかったネフティスは母としては失格だと自分を責めるでしょう。
それでも尚セトに背を向けられない自分に耐えられないと泣くネフティスは数百年あんなみじめな目にあってセトへの愛は冷めるに決まっていると言いながら、それ以上聞かないでというネフティスにアヌビスは絶望し、これ以上ネフティスを理解できず疲れたと言う。

ネフティスはアヌビスがオシリスの話をする途中彼とオシリスを重ね合わせ少し怯えるような目つきになりましたが、ネフティスはもしかしてオシリスを恐れているのでしょうか?一方のアヌビスはオシリスが自分の絶望を救ってくれたと疑ってもいませんし、実際にオシリスが救ってくれたんでしょうけど、実の父と敵対するオシリス側につくのには葛藤があり複雑ではあるようです。ネフティスの抱える秘密はまだありそうで気になりますね!