今宵もお待ちしております 第四話シンガポール・スリング 乙葉は都合がいい女

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今宵もお待ちしております 第四話シンガポール・スリングのネタバレと感想です!

 

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今宵もお待ちしております 第四話シンガポール・スリング

 

フラワーデザイナーの乙葉

 


松岡乙葉(30)が「お待たせしました。ご注文のアレンジメントです。いかがでしょうか?」と聞くと、女性客が「キャー今回も素敵!!友達の誕プレだけど私が欲しい!!さすが松岡さん!」と喜ぶ。
乙葉が「ありがとうございます。では袋にお入れしますね」と言うと、女性客が「あの松岡さん。実は会社の先輩に松岡さん紹介してくれって頼まれちゃって。サイトに載ってる写真に一目ぼれしたらしいの。きっと彼がいるだろうから諦めて下さいっていったんだけど」と言うと、乙葉は「彼はいません、でもお気持ちだけいただきます。ありがとうございました」と花を渡す。



6年前大手のフラワーショップを辞めて実家の花屋を継ぎながらフラワーデザイナーとして独立した。ブーケのアレンジメントからショップの飾りつけまで必死に。口コミで徐々に顧客も増えてきてありがたいな。

ありがたいけど、恋愛はもういい。

そのとき「すみません」と言う声に、乙葉は「はい、いらっしゃいま」と笑顔で振り返ると、そこには斉藤爽介が立っていた。
斉藤爽介、元職場の先輩で大好きだった元カレ。

乙葉が「斉藤さん」と言うと、斉藤が「ちょっと近くまできたから、元気そうだね、乙葉」と言う。

前に勤めていたフラワーショップの開発部での新入社員歓迎会。
酒に酔った上司が「おい!そこの新人!ジュースなんか飲むな酒を飲め酒を!」と言うと、クランべりージュースを持った乙葉は私?と固まる。

 

 

斉藤を好きだった乙葉

 



上司が「よーし!オレがうまい酒頼んでやる!」と言うと、斉藤は「課長、これジュースに見えるけど、シンガポール・スリングっていうカクテルですよ。酒です酒」とうそをつくと「飲みすぎですよ課長」とわらう。

乙葉が「ありがとうございました」と言うと、斉藤が「ああいう昭和の遺産みたいな飲み方するからオジサンは困るよねって松岡さんから見ればオレもおじさんか」と苦笑いする。
乙葉が「いえっっそんなこと全然。て名前?」と聞くと、斉藤は「新人研修の時から花に詳しくて頼もしいなてって覚えていたからね。斉藤です」とほほ笑む。
乙葉が「これが本物のシンガポール・スリング!?ほんどだジュースみたいですね」と言うと、斉藤が「シンガポールのラッフルズホテルのバーテンダーが女性のために作ったカクテルなんだよ」と教える。
乙葉が「そうなんですか。だからきれいなオレンジ色なのかな」と言うと、斉藤が「松岡さんシンガポールは?」と聞くと、乙葉が「まだ行ったことないです」と答える。

斉藤が「もし行ったらラッフルズホテルのロングバーって店で飲んでみるといいよ。そこでシンガポール湾の夕焼けを見ながら飲むシンガポール・スリングは最高においしいんだ」と話す斉藤に見とれる乙葉に気が付くと、斉藤は乙葉の髪に触れ二人はキスする。

あっという間に心も体も斉藤さんでいっぱいになった。
仕事を手伝ってほしいと頼まれたときは必要とされてるみたいで嬉しくて。

斉藤が「面白いアイデアだね。今度会議で提案してみよう。ただ、、新人の君の名前よりオレの名前で出した方が上に通りやすいんだ、わかるよな?」と聞くと、乙葉は「はい」と答える。

でもこれはオレたち二人の仕事だよ乙葉。
嬉しい嬉しい嬉しい。斉藤さんの役に立ちたくてたくさん企画書を作った。あたしがもっと仕事ができれば喜んでもらえる、ほめてもらえる。だけど、、

 

乙葉の成功を喜ばず別れた斉藤

 



乙葉が「斉藤さんっ!あのっあたしっ」と嬉しそうに話しかける。

斉藤さんに少しでも追いつきたくて自分の名前で出した企画書がプロジェクトに採用されたとき・・

斉藤が「ああ、課長から聞いたよ。どうしてそんな勝手なことをしたんだ?オレは乙葉と二人でやっていると思っていたのに。二人の関係を壊したのは君だからな」と冷たく言い放つ。


どうして?待って待っていやだ待って!!
泣き崩れる乙葉。



乙葉は「、、お久しぶりです。お花ですか?」と聞くと、斉藤は「いやちょっと乙葉に話があって。急で悪いんだが今夜時間いいかな?久しぶりに飲みに行かないか?昔ふたりでよく行った店で待ってるよ。今日がだめならまた出直して」と言うと、乙葉は花の茎をパチンと切ると「斉藤さん、、駅の向こうにバーがあります。レンガ造りの壁にバーというプレートがかかっているのですぐわかります。そこ21時に」と伝える。

ようやく気持ちにふたをできたと思ったとたん出直されるくらいなら早く済ませたい。
入ったことはないけど、見かけてきになってたからつい口に。ふたりの思い出なんかない店がいい。

乙葉がバーに入ると、更が「いらっしゃいませ。今宵もお待ちしておりました、お荷物お預かりします」と言うと、乙葉はえ?今宵も?初めて来たんだけど、、と思いながら席に座る。

 

 

斉藤の都合のいい話



斉藤が「店名もバーテンダーの子の人も更って名前だって教えてもらった。こういう大人な雰囲気のバーに乙葉も来るようになったんだな」と言うと、乙葉が「あー、ええ、お待たせしました」と言う。

バーテンダーさんて男の人の職業かと思ってた。しかし、真っ白な花みたいできれいな人。

更が「ご注文は何になさいますか?」と聞くと、斉藤が「彼女にはシンガポール・スリングを」と言うと、更が「かしこまりました」と答える。

乙葉が「いえ、あたしは、、」と言うと、斉藤が「懐かしいだろ、乙葉こればっかり飲んでたもんな」と言う。
どうして思い出のものばかり言うの?

乙葉が「斉藤さん、あたしに話って?」と聞くと、斉藤は「ああうん。実はオレ会社を辞めて独立してフラワーショップを開くことにしたんだ」と言うと、乙葉は「独立、、」と驚く。



更が「お待たせしました。シンガポール・スリングです」とカクテルを出す。
乙葉が「昔飲んでたのよりきれいな色。鮮やかな。たしか女性のために作られたカクテルだって」と言うと、更が「はい。世界一美しいと謳われたシンガポール湾の夕日をイメージしたそうですが、まだ女性がお酒を人前で飲むことははしたないといわれていた時代。考案したバーテンダーが女性にも人目を気にせず楽しめるようお酒に見えないカクテルを作ったといわれています」と答える。

乙葉が「へえ。女性のためってそういう意味だったんですか」と言うと、斉藤が「時代だな。酒どころか仕事だって今は女の方が頼もしい。乙葉も優秀だったし。企画のアイデアだけじゃなく花の知識も豊富でフラワーデザイナーとして成功したのも当然だ。話があるって言ったのはここからが本番なんだ。なあ乙葉オレの店に来ないか?」と手を握ると「懐かしい昔みたいにオレの仕事を手伝ってほしい。いや二人の仕事だよ」と笑う。



新人の君よりオレの名前の方が通りやすいだろ。

乙葉は斉藤の手を丁寧にどけると「わかりました、これからはライバルですね」と握手にかえると、斉藤は「っ乙葉?」と驚く。

本当はわかってた。はじまったときからずっとずっと。好きだったのはあたしだけだったんだって。

 

別れを告げる乙葉

 


乙葉は「独立おめでとうございます。さようなら」と頭を下げる。

斉藤が店を出ると、更は「ありがとうございました」と言う。

乙葉は傷ついた手を見つめると、更が「何かお怪我などされましたか?絆創膏ならございますが」と聞くと、乙葉が「いえ!彼と付き合ってた時の手とはだいぶ変わっちゃったから驚いたかなって。6年も花屋やってると手荒れや傷なんか気にしていられないから」と言うと、更が「お客様が頑張ってこられた証ですね。手を見てる眼がとてもうれしそうでした。お仕事お好きなんですね」とほほ笑む。

乙葉ははっとして、「斉藤さんあたしの企画書通りました」と笑った自分を思い出す。
大好きな人のために必死だった、そう必死だったけどそれだけじゃなかった。昔のあたしに教えてあげたい。どんなに泣いても喉がちぎれるくらい泣いても、眠れない夜が永遠に思えても、大丈夫、未来のあなたは自分のために頑張っているから。自分のために

乙葉はカウンターで涙を流しながら、「更さん、そちらのバー花、、飾りませんか?香りの強くない花でアレンジメントとかいかがでしょうか、、ほかにも」と話し始める。

 

第3話ギムレット  ⇔  第5話マティーニ

 

感想

読むほどに自分の都合ばかりで、なんでも乙葉が言うことを聞くと勘違いしている斉藤に腹が立ってしかななかったです。お前なんかより断然乙葉が有能なんやって話です!!スッパリと振ってくれてすっきりしました!!!

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